漆喰を塗り壁材に使う魅力を徹底解説
皆さんは漆喰(しっくい)についてどのくらい知っていますか?
「昔ながらの塗り壁」というイメージが強い方も多いかもしれませんが、様々な機能を持っている優秀な壁材です。
今回は漆喰(しっくい)を塗り壁材に使うメリット・デメリットや、漆喰壁にした場合の費用相場などを分かりやすくまとめました。
記事内のリンクから詳細記事にアクセスすることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
自然由来の素材、「漆喰」の塗り壁とは
漆喰(しっくい)とは、石灰石や貝殻を粉状にしたものがメインの原料で、そこにワラやスサを混ぜ海藻などから取り出した糊を加えて作られています。
漆喰は耐久性が高いため、お城や蔵の壁によく使われていました。
塗り壁ならではの風合いや調湿効果が高いことなどが注目されて、住宅の内装材としても使われています。
また、固化材などの添加物が少ない自然素材であることから、「体に優しい家で暮らしたい」「快適な湿度・綺麗な空気の中で過ごしたい」という方を中心に人気を集めています。
漆喰を塗り壁材に使うメリット・デメリット
漆喰のメリット・デメリットは以下のようなものがあります。
メリット
・調湿性に優れる
・消臭・抗菌効果がある
・高い耐久性
デメリット
・ビニールクロスと比較して費用が高い
・施工期間が長くなる
・ひび割れが起きることがある
▼漆喰のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
(漆喰壁のメリットやデメリットとは?後悔しないためのポイントを解説)
漆喰の塗り壁へリフォームした場合の費用相場
漆喰のリフォームにかかる費用の相場は、1㎡あたり約4,800~9,600円と言われています。
〈参考費用〉
※漆喰を塗る前のビニールクロスの状態や、下地の補修が必要かどうかによっても費用が変動します。
DIYでも人気の漆喰ですが、塗り慣れていないとヒビが入りやすく補修が上手くいかない場合があります。
綺麗に仕上げるためにはプロへの依頼がオススメです。
▼漆喰壁にリフォームする際の費用相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
漆喰と珪藻土の違いを比較
漆喰と珪藻土は塗り壁として多く使われています。
一見似ている漆喰と珪藻土ですが、実は違いがあります。
以下の表に分かりやすくまとめました。
よく比較される漆喰と珪藻土ですが、原料・機能・見た目・掃除の手間などの特徴が異なります。 調湿性だけを求めるのであれば珪藻土のほうが効果は大きいですが、「抗菌性」「防カビ性」「耐久性」なども気になる方には漆喰がおすすめです。
違いをよく理解して、目的や場所に合わせて最適な方を選択しましょう。
▼漆喰と珪藻土の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
(漆喰と珪藻土の違いとは?特徴や価格相場、向いている場所を解説)
まとめ
いかがでしたか?
漆喰には「調湿効果」「抗菌・防カビ効果」「高い耐久性」など、多くのメリットがあります。 コスト面でのデメリットもありますが、塗り替えが必要ないため長期的な目線で考えるとコストパフォーマンスが高い壁材です。
マイホームは一生に何度と無い大きな買い物です。
新築時に素材までこだわり、安心で健康的な暮らしをしてみませんか?
この記事の監修
アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士
2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。
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