理想の住まいを実現する選択肢として、フルリノベーションすることを視野に入れている方もいるのではないでしょうか。

しかし、なかにはフルリノベーションにかかる費用やリノベーション、リフォームとの違いがわからないと感じる方もいるでしょう。

 

この記事では、フルリノベーションの意味や費用、リフォームなどとの違いについて解説します。

フルリノベーションのメリットやデメリット、費用を抑えるコツも紹介するので、家づくりにお役立てください。

 

 

 

 

フルリノベーションとは

 

 

フルリノベーションに関する基礎知識は、以下の2つです。

 

1. 意味
2. リノベーション・リフォームとの違い

 

理想の家づくりを実現できるよう、理解を深めていきましょう。

 

 

意味

 

フルリノベーションとは、住まい全体を新たに作り直す改修工事のことです。

住宅を解体して間取りや設備を大幅に変更し、新築のような状態にできます。

 

なお、フルリノベーションの一種に「スケルトンリノベーション」と呼ばれるものがあります。

スケルトンリノベーションでは建物を骨組みの状態にまで解体し、内装や設備を全面的に見直せるのが

特徴です。

 

配管や配線など、通常では確認が難しい箇所まで点検できるため、住まいの性能をさらに高められます。

スケルトンリノベーションとほぼ同じ意味合いですが、間取りなどを変更せず内装のみ一新させる場合にもフルリノベーションという言葉を使います。

 

 

リノベーション・リフォームとの違い

 

フルリノベーションとリノベーション、リフォームの違いは、下表のとおりです。

 

比較項目	リフォーム	リノベーション	フルリノベーション
目的	老朽化や破損した部分を修繕し、元の状態に戻す	住まいの性能や価値を高める	住まい全体を改修し、新しい空間を作り上げる
工事の範囲	一部屋や部分的な修繕	部分的または全体的な改修	間取りや構造を含めた建物全体の改修
工期	数日から数週間	数日から数か月	数か月から半年以上

 

フルリノベーションは大規模な改修工事を行うため、リフォームやリノベーションに比べて工期が長くなりがちです。

目的や工事の範囲が異なる点から、フルリノベーションはリノベーションやリフォームと区別して使用されるケースがある点についても押さえておきましょう。

 

 

戸建て物件フルリノベーションのメリット・デメリット

ここでは、フルリノベーションのメリットやデメリットについて解説します。

 

ご自身の目的にあった間取りを実現できるか特徴を押さえたうえで、フルリノベーションを検討しましょう。

 

 

メリット

 

戸建て物件をフルリノベーションするメリットは、以下のとおりです。

 

• 間取りやデザインの希望を反映させやすい
• 建て替えより費用を抑えやすい
• 手ごろな価格で物件を取得しやすい

 

フルリノベーションは住まい全体を改修するため、ご自身のライフスタイルや好みにあわせた設計が可能です。

コストをできるかぎり抑えながらも、家づくりにこだわれるのがフルリノベーションの特徴といえます。

 

また、スケルトンリノベーションにした場合は、水回りや間取りの変更も行えます。

既存の建物を活用するため、建て替えより低コストにできる点も魅力です。

 

 

デメリット

 

戸建て物件をフルリノベーションするデメリットは、以下のとおりです。

 

• 住むまでに時間がかかる
• 見えない部分の補修が必要な場合もある
• ローンの金利が高くなる可能性も考えられる

 

フルリノベーションでは大規模な改修工事をともなうため、場合によっては工期が半年以上に及ぶケースも珍しくありません。

フルリノベーションが終了するまで仮住まいで暮らす場合は、引っ越し費用などがかかってしまいます。

 

また、物件解体後に構造部分で問題が発覚する場合も考えられます。

そのため、耐震補強や換気システムの見直しなど、想定外の改修工事が必要になることもあるでしょう。

 

ローンを利用する場合、リフォームローンは住宅ローンと比較して金利が高めになる点にも注意が必要です。

 

 

戸建て物件をフルリノベーションした場合の費用相場

戸建て住宅のフルリノベーションにかかるおおよその費用相場は、500〜2,500万円程度とされています。

改修範囲や建物の規模、選択する設備、素材のグレードによって金額は変動します。

 

また、築年数の古い戸建て住宅は耐震補強をしなければならない場合があり、その分費用はかさみます。

コストを抑えて家づくりができるといっても、こだわりを詰め込みすぎると費用が高額になる可能性がある点について注意が必要です。

 

 

フルリノベーションで費用を抑えるコツ

フルリノベーションで費用を抑えるコツは、以下の3つです。

 

1. 優先順位をつけておく
2. 補助金制度を活用する
3. 定額制リノベーションを利用する

 

理想の家づくりを実現できるよう、それぞれ見ていきましょう。

 

 

コツ①：優先順位をつけておく

 

フルリノベーション検討にあたって、まずはどの部分にこだわりたいかを明確にしましょう。

間取り変更の自由度が高い分、要望が増えやすく、結果として予算が膨らむためです。

 

たとえば、水回りの設備や断熱性能の向上を最優先に考え、それ以外の箇所はグレードを抑えるといったように優先順位を明確にします。

費用がかさむ場合に優先度が低い箇所を見直せば、予算内で理想の住まいを実現しやすくなるでしょう。

 

 

コツ②：補助金制度を活用する

 

フルリノベーションの費用を抑えるためには、国や自治体が提供する補助金制度をうまく活用するのもポイントです。

フルリノベーションする際は省エネルギー対策や耐震改修、バリアフリー化など、さまざまな支援制度で補助金を得られます。

 

制度によって補助金の条件や期限は異なりますが、審査を通過すると補助金がもらえます。

費用を抑えられるよう、自治体の公式ホームページや窓口で情報を集めておきましょう。

 

 

コツ③：定額制リノベーションを利用する

 

フルリノベーションの費用を効果的に抑える方法の1つとして、定額制リノベーションの活用が挙げられます。

定額制リノベーションでは事前に設定された料金内で設計や施工が行われるため、予算を抑えやすい点が特徴です。

また、追加料金に関する心配も必要ありません。

 

アットホームラボでは、定額制リノベーションサービスを提供しています。

自然素材とデザイン、費用をバランス良く組み合わせ、理想の住まいを提供できるのが当社の強みです。

 

資金計画や設計、建物調査、オリジナル家具の提案からアフターメンテナンスまで、すべてをワンストップでサポートします。

詳しくは、アットホームラボの「定額制リノベーション」ページをご覧ください。

 

なお、定額制リノベーションのメリットやデメリットについて知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしましょう。

 

【関連記事】定額制リノベーションとは？メリット・デメリットや自由設計型との違いも

 

 

高性能デザイン住宅を実現したアットホームラボの施工事例

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アットホームラボが手掛けたこちらの高性能デザイン住宅は、実面積以上の広さを感じられる設計が特徴です。

掃き出し窓や吹き抜けを採用し、抜け感のある開放的な雰囲気を演出しています。

 

また、デザイン性だけでなく、暮らしやすさも考慮に入れているのがこちらの施工事例の注目ポイントです。

キッチンからランドリー、洗面、浴室までを一直線に繋ぐ動線設計によって、家事を効率的に進められます。

 

性能とデザイン性を兼ね備えた当社の施工事例は、WORKSからご覧いただけます。

アットホームラボではモデルハウス見学会や家づくりのオンライン相談会も実施しておりますので、ぜひお問い合わせください。

 

なお、モデルハウス見学時の注意点や来場の流れを知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしましょう。

 

【関連記事】モデルハウス見学の注意点とは？来場の流れ別チェックリスト

 

 

まとめ：フルリノベーションで理想の住まいを叶えよう

住まい全体を新たに作り直すフルリノベーションでは、ライフスタイルにあわせた間取りやデザインを実現できます。

一方で、工期が長くなる可能性や見えない部分の補修費用が発生するリスクがある点には注意しなければなりません。

 

フルリノベーションの費用を抑えるには、優先順位の設定や補助金制度の活用、定額制リノベーションの利用がおすすめです。

 

アットホームラボでは、デザイン性と機能性を兼ね備えた定額制リノベーションをワンストップで提供しています。

リノベーションについて疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

 

【関連記事】高性能住宅とは？メリットやデメリット、補助金についてわかりやすく解説

【関連記事】住宅にかかるランニングコストの一覧とその平均、抑え方についても解説

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アットホームラボの間取りや設計に関する施工事例については、WORKSをご覧ください。

 

 

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